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手術を受けられる方へ

診察・検査

手術が必要か、手術が可能かは、診察や検査で判断します。検査では血液検査や超音波による検査、皮膚の拡大カメラなどによる検査を行います。そして、手術が必要か可能かを判断します。手術は外傷、感染など緊急性のあるものについては当日行いますが、緊急性のないものについては、後日、時間に余裕をもって計画的に行います。

手術説明

手術が必要と判断される場合、手術についての説明を行います。手術をする目的、手術方法、手術をしない場合のリスク、手術による合併症の可能性などについて説明し、十分にご理解いただき、同意いただいたあとに手術を行います。説明を聞いてから手術をするかしないか判断いただいても構いません。

手術

手術では、手術部位を清潔に保つ必要があります。消毒を行いますので、手術部位を露出しやすい服装をお願いします。また、止血するときに電気で血管を凝固させることがあり、時計やベルトなどの金属をからだから外していただきます。手術部位が毛で汚染されることが考えられるときは剃毛をお願いすることがあります。
手術では、局所麻酔の注射を行い、痛みをとってから手術を行います。局所麻酔の注射のあとは通常痛みはなくなりますが、手術中に痛みが生じた場合はおっしゃってください。手術内容は疾患によって変わりますが、手術の傷は、皮膚の下に吸収される糸、皮膚はナイロンの糸で閉じて手術を終了します。

手術後の注意

入浴

手術当日は手術部位は濡れないように保護して頂き、入浴は控えてください。翌日から入浴時にガーゼを外し、やさしく洗ってください。入浴後はガーゼの交換を行ってください。

処置

入浴後とガーゼが出血などで汚れた際にガーゼを交換してください。2、3日は出血することが多く、洗ったあとに軟膏を塗り、ガーゼで覆い、テープなどで保護してください。1日1回はガーゼを交換してください。出血が少なくなれば絆創膏などで保護して頂いても構いません。手術当日など出血が多い場合は、心臓より高い位置に挙上していただくか、15分ほど圧迫して頂くと出血がなくなることがほとんどですが、ご心配のときは、診察時間内にご来院ください。

処方

抗生剤と痛み止め、軟膏を処方します。抗生剤と痛み止めは決められた通りに内服してください。軟膏はガーゼの交換時にご使用ください。

抜糸

約1週間後に抜糸させていただきます。

抜糸後

抜糸後は、傷あとを目立たないようにするため、テープなどで傷あとを固定します。テープを貼ったまま入浴して、剥がれてきたら交換してください。テープかぶれがおこった場合はテープは中止してください。色素沈着がおこりますので、傷あとは日焼けしないように注意してください。

通院

手術翌日に出血がないか確認させていただきます。手術の約1週間後には抜糸をさせていただき、組織を検査した場合は、結果をご報告します。その後は手術部位に問題がないか、1か月後、3か月後、半年後まで通院いただくことがあります。

手術部位や手術内容によっては術後の注意が変わりますので、手術後の説明に従ってください。説明でわからないことがあれば気軽にお尋ねください。

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